涙腺が決壊しまくった

「薬物乱用防止セミナー」毎年、行っているんだけど、
今年は、涙腺が決壊しまくった。

家族のお話し。
今年は、流暢にお話しをされる男性が登場!
とても明るくわかりやすいので、聞いていて安心。

とっても大切なことを沢山おっしゃっていた。
ここまでくるのに、いろんな道を辿って、
いろんな想いをしてこられたんだろうな。
息子さんに対する親の想いが伝わってきて、
涙腺が決壊した。

自分が厳しくしすぎたから、
薬物やアルコールに逃げたのではないか。
息子さんには、自分の生きたいように生きて欲しい。
依存者の回復には、家族が健全に自分を生きる。
依存者と家族の課題を切り離す。
そんなお話しをされていた。

当事者会をやっているとよく聞くお話し。
親の課題と当事者の課題が、ごちゃ混ぜになってる。
参加者が他の参加者の課題を、自分の課題にしてる。
自分がなんとかしてあげよう。
それが相手のためと思いこんでいる。

まずは、自分から。
自分と他人を切り離す。
自分を生きる。
何を勉強し、どうやって気持ちを切り替えるのか。

家族会では、切り捨てるのではなく、
愛情をもって手放すにはどうしたらいいのか?などを
話し合っておられるそう。

私は、よくバッサリやってしまうクセがある。
ワガママじゃないんだろうか、
冷たいんじゃないかと自分を責めていしまう。
なので、こういうお話しを聞ける場を設けれたらいいな。
それを当事者の保護者にも伝えれるかもしれない。
そんなことを考えた。

次は、入所者の人のお話。
失礼ながら、この人は、対外に向けた喋り方を
されるのではないかと、勘違いしていた。
しかし、またしても涙腺が決壊した。

16,17歳の時にドラックを始めた。
憧れていた先輩がやっていたので、
オシャレをしている感覚。
悪いことをしている感覚はなかったそうだ。

うんうん、ビールを初めて飲んだり、
タバコを吸い始めた時って、そんな感覚だった。
普通にある感覚でこうなるって、怖いな。

どんな状態になっても、自分はスグにやめれるから
薬物依存症ではないと思い込んでいた。

あーあるある、自分は違うから。
自分だけは大丈夫だと信じ込んでしまう。

お母さんから「縁を切るかダルクに行くか。」
選択するように言われ、
最初は「縁を切る。」とまで言ったそう。
それほどクスリをやりたかったとのこと。
ダルクに繋がってからも、
自分は他の人と違うんだと思い過ごしていた。
違う所探しばかりしていたと言っておられた。

私も、似たようなことがあり、
定型発達の人とも違う。発達障害の人とも違う。
無意識に、人と違うところ探しをして、
やっぱり自分はダメなんだ。
そうやって、自分で自分を苦しい所に
追い込んでいったことを思い出した。

入寮して3日で、お酒を飲み、半年間隠し続けた。
みんなが楽しそうに生き生きとしている中、
はしゃいていたけど辛かった。
結局は、仲間が教えてくれて、言うことができた。
その頃からモノの見方が変わってきた。

自分に正直になることが、
生きやすさに繋がるのかもしれない。
取り繕っていると、苦しい。

薬物をやめたら楽しくなくなると思っていた。
だけど、今、他のことを見つけたので楽しい。
いい風に変えてもらったと言ってたのが、印象的だった。

「心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる」

心は変わった。行動は変わった。習慣は変わった。
人格は変わったかわからないけど、運命は変わった。
また自分に生まれ変わりたい。
そうおっしゃっていた。

自分ひとりのチカラではなく、周りに感謝し、
仲間を大切に思っているのが伝わってきた。

薬物依存症者も、ひとりの人間。
特別なことでなく、誰にでもなる可能性はある。
孤独になった人が、誰にも助けを求められず、
自分で、その孤独の治療をするのにクスリを使っていた。

人間関係の病気。

富山ダルクのメンバーは、
みんないろいろ器用なことができるのに、
口を揃えて言う言葉がある。
「生き方が不器用なんですよ。」
「生きるのが下手なんですよ。」

私も。

いつも投稿する時に書くんだけど、
私は、富山ダルクのお話しを聞きながら、
徐々に回復していると、自分では思っている。
富山ダルクがなかったら、精神科の処方薬なしでは
生きていけなかった。

今日一日クスリを使わないでいる。その繰り返し。

この言葉、あんまりピンときていなかったんだけど、
とりあえず今日一日、5時30分に起きて勉強する。
先は見ずに、そうやってやっていたら習慣になった。

そして、今日一日、できることをやる。
いつも周りを見て、周りが沢山しているけど、
自分はそれだけやってないので、ダメだと諦めたり。
一気に時間のある時にやるという傲慢さがなくなった。

ほんの少しのことしか出来ない日もあるんだけど、
続けているというのが自分の自信に繋がり、
自分を責めることが減り、生きるのが楽になってきた。

そんなカンジで、生きるヒントを沢山もらっている。

富山にダルクができて10年になる。
なので、障害者とか関係なしに、
ごちゃ混ぜに人が交流するイベントをしたいと
代表の林さんが言っておられた。

楽しみだな。

私にとって、富山ダルクは、
自分が自分でいられる場所だから。

そして、富山ダルクのお話しを沢山の人に
聞いてもらえるといいな。
富山ダルクで回復した人が社会にでる時、
地域の人との交流やサポートが必要になる。

そのためにも、少しでも多くの人が、ダルクのことを知り、
ダルクの人に接する機会があると嬉しい。

依存症とか、障害とか、普通の人とか。
そんなん関係なく、ひとりの人と人として接する。
そんな世の中になるといいな。

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