とほの会【違った立場だからこそ】富山県黒部市

初!とほの会。
発達障害を持つ保護者と当事者のおしゃべり会。
主催者3名と当事者1名の計4名でお話しをした。
保護者よりも当事者である私の年齢の方が高いという
変わったパータンだった。

とーーーっても、濃い話ができて、充実した時間。
ん、満足。

共通して出た話題が、引きこもりのこと。
一体、一日中、部屋で何をすることがあるんだろう。
本人に聞いたら、「いろいろやることはある。」って
答え返ってきたよーって、大笑いした場面も。

自分が精神的に病んで苦しくて辛い時に、
家族が「お母さんのせいで~」とか、
精神的に追い込まれるほど悩んでも、
当事者は嬉しくないし、ツライのが倍増されるだけ。
やめて欲しいと、精神的に病むのに拍車がかかる。

なので、保護者がじぶんのやりたいことをやる。
我慢をしないという家庭があった。
その頃から、精神的に追い込まれなくなったそう。

私自身は、初めて、親がどんな気持ちで
話しかけてくるのかが解ったこともあった。

例えば、仕事から帰ってきた時。
保護者にしてみれば、上手くお話しができず
ガス抜きが出来ない子供が心配で話しかける。
でも、上の空のことが多い。

私も何だけど、発達障害の人は、普通に生活をするのにも、
常に全力疾走をしているような状態。かなり疲れるのだ。
仕事から帰ってきたとなると、疲れて抜け殻。
正直、話を聞く余裕はなく、スグにでも休みたい。
「あ゛ーーー!」と不機嫌な返答をすることが多い。

「みんなが仕事をした後に、
 まだ、他のコトが出来るのか。」
発達障害が解るまでは、本当に不思議だったくらい。
保護者と当事者の、ここまで見事なスレ違いというのが、
とても面白かった。

結局は、当事者が、して欲しいことがあったり、
助けてほしかったりしたら、言ってくるそうだ。
なので、「それでいいんではないか」という結論に至る。
私も含め、それを言えない当事者が多く、
そこから、なんとかしなければいけないこともある。

何でもかんでも、いつでも助けを求めるようになると、
それはそれで問題はあるんだけど、
当事者が生活をしていくには、保護者だけにでなく、
周りに助けを求める必要がある。

ただ、「発達障害だから。」と言ってしまうと、
冷たい反応が返ってきたり、
「発達障害と言えば何でも許されると思ってる。」
そんなコトを言われることもある。

「こんな方法でやってみても出来んだ。」
「どーやったら出来るんだろう。」
やってみたことを言い、やり方を聞いてみれば、
まだ受け容れられやすいのかな~。

助けてもらうつもりじゃなかったけど、
80%のチカラでやるということが出来なかったので、
全力で一生懸命にやっていた。
そしたら、周りから助けてもらえるようになった。
そんな経験談もあり、まずは一生懸命にやるっ!
それから、助けを求めるのもいいかも。

出来ないことまで、自分でできるからと抱える。
プライドを捨てないと、周りを頼れない。

ただ、出来ることと出来ないことの加減がわからない。
なので、自分の気づかないうちに
無理をしてしまうこともある。
ペース配分もめちゃくちゃ苦手て下手だ。私もだけど。
難しいけど、経験して把握していくことが、
生活のしやすさに繋がるのかもしれない。

周りによって、
知的障害のレールを敷かれたんじゃないの?という
ケースもあった。

本人は、普通高校に行きたかったらしいけど、
その当時の先生が、猛反対したそう。
保護者もその意見に引きずられ、
本人の納得しないまま、普通高校への道は諦めた。

その保護者は、今だから解るけど、
「その時にダメでも挑戦させてあげればよかったと
後悔している。」と、おっしゃっていた。
確かに、やってダメだったら、
自分が出来ないんだって、納得できたかもしれない。

ただ、その当時は、情報が全然なく、
ひとりでその問題を抱えていた保護者は、
最低限の道を進めるように、
その人達の言う通りにしたのは仕方がない。
ということは、当事者の私でも理解できた。

今は、A型事業所を辞めたがっている。
理由はよくわからんけど、いいよって認めたら、
癖になるのかもしれないと心配されていた。

辞めたい理由を、
本人が言葉にできないだけかもしれない。
理由を細かく「~だから?」と、パターンを出して
聞いてみる方法もありじゃないか。
自分の中にピタッとハマる言葉があると、自分の言葉で
自分の気持ちも表現できるようになるのかもしれない。

もしかして、もしかするとA型事業所の仕事が
本当に合わないのかもしれない。
会社の障害者枠の仕事のほうが合うのかもしれない。

最初は、保護者の方は、
「A型での仕事も付いていってないのに。」と
おっしゃられていた。

ただ、私の場合、障害者枠の仕事もダメだったし、
A型事業所の仕事もダメだった。心底、絶望を味わった。
今、アルバイト2件と自営業をしている。
アルバイトは、2件とも障害者枠ではない。

ひとつは、障害を持っていたからこそ、
そこで働けたのかもしれない。
もう一つは、障害のことを知らないし、
うつ病であったことも知らない。

だけど、私がしたい、専門の仕事をのびのび~と
させてもらっている。仕事を辞めたいとも思わん。
嫌だとも思わんし、むしろ楽しい。
私には、そっちの方が合っていたのだ。

不安から、A型に縛り付けようとしてた。
でも、もう、これ以上底がないくらいに落ちたので、
これ以上落ちないし、チャレンジさせてみようかな。
高校受験の時のリベンジだ!と盛り上がった。

一見、無謀に見えるかもしれないけど、
私も、もう、これ以上底がないというくらいに
落ちた時に自営業を始めたり、
障害者として生きるのはやめようと決めたので、
やってみる価値はある。

失敗した所で、横ばいになるだけだから。

出来るって思い込んだら、出来ることが多いし、
その通りに行動をする。
いい方向に、思い込みを使いたいね。
とお話しをしていた。

あとは、とっても難しく、私もできてないんだけど、
発達障害の部分と、性格の部分を把握して切り離す。
それ性格だろっ?ってことも、
発達障害が原因にしているケースがよくあるから。
挨拶をしないとか。。。

自分だけで抱えていると、シンドイ。
話をしただけで、状況は変わったわけではないけど、
心が楽になった。
心を楽にすることから始める。
それから、変化が始まるんだね。

違った立場でのおしゃべりだったので、
衝突する場面もあるかな~って、思ってたんだけど、
かなり充実したお話しができて面白かったし、
心から、とほの会をやってよかったと思った。

スッキリした気持ちで、とほの会は、終了。

次回は、
日 時:平成30年3月11日(日)
場 所:ゆもあ
    黒部市生地中区176(マルゼン中央)隣の黒い家
参加費:500円
定 員:保護者、当事者合わせて8名まで
 
お問い合わせ、お申込みは、下記のメールフォームからお願いします。
http://nagasakietsuko.com/contact.html

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