失敗があるからこそ
以前、税理士試験の講座を受ける
お金が足りないと投稿した。
かなりの人から、「いくらかかるの?」と聞かれた。
Web講座:208,500円×2科目=417,000円
資料講座(講義なし):137,400円×2科目=274,800円
これだけお金がいるということは、
2月頃からわかってた。
でも、貯めれなかったのだ。
それに、まだ仕事が軌道に乗っていない私にとって。
お金を節約したからといって、
どうにかなる金額ではなかった。
気が遠くなりそうな、この金額に勉強できないのか。。。
ぐるぐるぐるぐる、そればかり頭の中を回ってた。
やめてしまおうという気には、ならなかったんだけど。
9月に入り、みんな勉強をスタートさせている。
焦りばかりが募っていく。
クラウドファンディングすれば?という案があった。
リターンの商品を考えてみた。
税理士なってからの、決算料・申告料を無料。
セミナーの資料をリターン商品にしようか。
チラシ作るってのも面白そうだな。
ただ、みんなに出資してもらったとして。
その出資をしてもらったということを
背負って試験を受ける。
ヘタレな私は、プレッシャーに押しつぶされそう。
情けない。
でも、私には、荷が重い・・・。
オークションで落札すれば?とも言われそう。
でも、1年違うと適用できる法律が違う。
古い教材で勉強したら、適応できる自信がなかった。
税理士試験の場合、合格発表が12月にある。
また新たな勉強のスタートが1月から始まる。
1月までお金を貯めて・・・とも考えた。
でも、私の場合、冬仕事が詰まってくる。
仕事の詰まる時期に勉強をスタート。
そんな器用じゃないよな。
お金がないのに、条件付けすぎか。
自分を責め立てたくなるのをガマンして、考えた。
「来年、合格するから。」
みんなに言い回った、その言葉だけを繰り返しながら。
ふっと思い出す。
大学が通信教育で、
税理士試験の専門学校の教材を販売してたなって。
43,200円×2科目=86,400円
10月から講座がスタート。講義はついてない。
速修コースと呼ばれる、
普通のコースよりも期間は短いもの。
試験直前の勉強時期の教材は含まれていない。
だけど、その時期が来る4月に申し込めばいい。
しかも、学校とかコースとか自由に選べる。
これにしようか。
講義がついてなく、教材だけが届く。
ほぼ独学みたいな状態なので、
ネットでは、これでは合格できないとは書いてある。
だけど、それはその教材で勉強した人の意見ではない。
でも、本当にその教材で勉強できるのか考えてみた。
今までの税理士試験での勉強の失敗。
講義を見ていると、講師の言葉を全部聞き取らなければ!
そんな気になり、講義を消化するのに時間がかかる。
あの、テキストにアンダーラインを引くのもキライだ。
そこだけ見て、そこだけを押さえる。
本質が何かわからなくなってくる。
それに、講義を見ただけで解った気になる。
なのに、できない。
ひたすら何も考えずに、何回も数をこなすだけ。
人と一緒のやり方では、ほとんどのコトができない私。
税理士試験の勉強をしている人のブログを読んで
同じ方法をマネをしまっくた時期があった。
自分の特性を忘れてしまい、勉強が出来なくなった。
何も頭に入らなくなり、
成績が上がらないのは、勉強不足だ。
そう自分を責め続けていた。
そんな勉強を繰り返したら、
面白くなくなってというよりも、
苦痛になって勉強やめてしまうかもしれん。
もちろん、回数をこなすのは当たり前。
でも、ただ講師に教えてもらうというのではなく。
条文をキチンと読み。
自分で勉強し。
解らないところは、自分で調べ。
自分で考えるクセをつけていく。
専門学校に提示された勉強方法に乗っかるのではなく、
自分の頭で考え行動する。
そして、本質を理解する。
本試験で何がでても対応できるチカラ。
それよりも、
税理士になって何があっても対応できるチカラ。
それを身に着けておきたいのだ。
会計をしているのに、
税理士試験の講座を受けるお金を貯めれなかった。
恥ずかしいというよりも、惨めだった。
でも、それによって。
過去の失敗を思い出し、勉強方法を考えれた。
専門学校の提示した流れに乗ればいいという
考え方はなくなった。
そして、これからの仕事の価格。
今までの価格設定の仕方にモ~レツ反省。
時給制のクセがとれず、かかった時間で請求してた。
安くするにも、別のやり方を思いついた。
ほんとよかったな。
そして、みんなの前で「来年、税理士試験に合格する。」
そう言い回ってよかった。
合格するのを待っていてくれる人がいるからこそ、
ここまで悩み抜くことができた。
あとは、どんな税理士になりたいのか。
想像?っていうか妄想?しながら勉強するのみなのだ。
絶対に来年、合格したい。